他業種からキャリアチェンジ
父と同じバス運転手の道を進む
新潟交通のバス運転手だったお父様に勧められ、土木・建築業から転職を決意。今では難度が高い連節バスの運転もこなすベテラン運転手の木村さんに仕事のやりがいを聞きました。
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01
バス運転手に応募したきっかけを教えてください。
バス運転手になる前は土木・建築業に従事しており、トラックやダンプの運転経験もありました。転職を考えていたタイミングで新潟交通の運転手であった父から勧められたことがきっかけです。父の仕事ぶりをよく見ていたので、「バス運転手」という職業に親しみを感じていました。
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02
転職してから職場環境で変わったことはありますか?
前職はチームで作業に取り組むことが主でしたが、バス運転手は1人での業務が多く、責任感を強く持つようになりました。また、毎日たくさんの人と接する機会が増え、日々色んな出会いがあり新鮮な気持ちで仕事に取り組んでいます。
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03
仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
「何事もなく終わらせる」ことを最も大切にしています。特別なことをせず、一つひとつの運行を無事に終わらせることを積み重ね、1日、1ヵ月、1年と続けていくことが重要だと考えています。天候や道路状況に左右されず、すべてが仕事の一環として受け入れ、冷静に臨むことを意識しています。なるべく気持ちが運転に影響しないように、メンタルを整えることも大事なことだと思います。
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04
入社以来、印象に残っている出来事はありますか?
連節バスを運転中、他車の割込みに対し急ブレーキを踏まずに上手く回避ができたことがありました。その後、お客様より「危なかったね」と声をかけられ、自分の運転を見ていてくれたことに嬉しさを感じました。バスが時間通りに運行し、事故なく運転することが当たり前のように思われがちですが、改めて自分の仕事を認めていただけた瞬間でした。
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05
やりがいとこれからの目標を教えてください。
無事にお客様を目的地までお届けすることがやりがいです。安全で快適な移動を提供し、お客様に信頼していただけることが励みになっています。これからも無事故で安全な運行を続け、お客様に安心してご利用いただけるバス運転手でありたいと考えています。定年まで一日一日を大切に、より良いサービスを提供し続けるために、常に冷静な判断と丁寧な運転を心掛けていきます。